身延講 後編

集合時間午前2時から始まった長かった一日の終わりは「お宿で一泊」でございます。
今宵のお宿は下部温泉郷の下部ホテル。


ゆっくり温泉につかったあとで部屋に戻ったのにまだ布団を敷きにきていなかった以外には、ホテルの対応面は申し分ありませんでした。特に食事は質・量とも素晴らしくボリュームたっぷりでした。肉あり魚ありで食べきれないほど・・・まぁ食べましたが。


今回一緒に七面山登山をしたのはご近所の夫婦5組10人。
宿泊はこれを男性と女性の2部屋に分けた部屋割りでした。


豪華な食事が終わり他の男性陣とは別行動でひとり、再度温泉へ。
サウナで酒を抜きつつ、ひどく疲れたのでセルフマッサージを兼ねてゆっくりと癒されてきました。小一時間ほどで部屋に戻ると、皆さんはすでに爆睡。自分も寝るつもりだったのですが、どうも気分が高ぶっていたせいか、3時間ほどで起床。この時点で深夜0時半だというのに以降まったく眠れず、早朝5時から入れるようになる一番風呂までひたすら足を揉んだり、筋肉痛の感触を確かめつつホテルの階段で登り降りをしていました。


以前極度に足に負担がかかってしまった際に、踵痛に見舞われて歩けなくなってしまうという経験を何度かしているので怖かったのと、開けて2日目も身延山へ行く日程になっており、その練習にと考えていたわけですが・・・はっきり言ってバカでした、しっかり休んで横になってりゃ良かったのに。


5時になるのを待ちきれない勢いで三度温泉につかり、朝食のバイキングを済ませ出発までの間「宮内庁御用達」の珈琲を頂くも税別500円はいかがなものかと感じました。ちょうど座った席からカウンターの中が見えたのですが、アイスコーヒー(価格は一緒)なんて紙パックからグラスに移してたし・・・。そんな様子を眺めつつ(最後にもうひとつケチがついちゃいました)トータルで捉えてみても下部ホテル、いいお宿でありましたよ。 オフィシャルサイト


ホテルを後にした我々は、身延山久遠寺へと向かいます。
右の写真は祖師堂。久遠寺のオフィシャルサイトにあるライブカメラでも確認できる建物です。


私たち一行は斜行エレベーターとロープウェイを乗り継いで、最上部の奥之院思親閣まで行ったのですが、数十年前に両親たちの世代が訪れた際は七面山に加えて身延山も歩いての登山だったそうであります。・・・なんてパワフルなのでしょう。


ロープウェイ乗り場から見えた富士山です。
撮影時に雲が出てしまったのとまだ雪をかぶっていないせいか、インパクトにかけますが、やっぱり富士山って独特の雰囲気を醸し出していますね。


ちょうどこの日は、早朝にダイヤモンド富士が観測できたと土産物屋さんが記念グッズを販売してました。話だけ聞いて手は出しませんでしたが。
考えてみると、お土産を買うという習慣がない・・・。見事に誰にも買ってない・・・唯一高速のサービスエリアで買った富士宮やきそば(自分用)くらいでしょうか?
そんなわけで土産話でご勘弁ください。



旅から戻って5日が経過しました。
セルフマッサージの甲斐あってか筋肉痛は治ったのですが、懸念していた踵痛にやられています。
過去は2度とも左足で、右足が痛いのは今回が初めて。初めてではありますが、足をつかない通常時でもたまに激痛が走ります・・・ちょっと重症なのかも。


あまり病院って好きじゃないんですけれど、これから整形外科に行ってみることにします。
 
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